自炊 vs 外食。節約、健康、ダイエット、美容、脳活性化!

私たちが生きる「人生100年時代」において、長生きが必ずしも幸せを意味するわけではありません。

体と脳の健康を維持することが、長い目で見ると最も賢い節約になるのです。

特に経済面で不安がある方にとって、自炊はコスト削減だけでなく、ダイエット、美容、そして脳の健康をサポートする多くのメリットがあります。

この記事では、1日3食外食する場合と自炊する場合のコストを比較し、料理がどのように脳や体に良い影響を与えるかを見ていきましょう。

1日3食外食した場合のコスト

外食の1人あたり平均費用を1食800円とすると、1日3食外食すると以下のようになります:

  • 1日:800円 × 3食 = 2,400円
  • 1ヶ月(30日):2,400円 × 30日 = 72,000円

毎月72,000円の出費は、長期的に見てかなりの額です。

自炊の場合のコスト

自炊のコストは、食材費が月に約30,000円程度かかると仮定します。これに光熱費(約2,000円)を加えると:

  • 月間の自炊コスト:30,000円(食材費) + 2,000円(光熱費) = 32,000円

自炊では月に約32,000円程度に抑えられ、外食に比べて40,000円の節約が可能です。

自炊の脳活性化効果

料理は脳の複数の認知機能を同時に活用します。以下のような脳の働きが活発になります:

  • 計画力:レシピに基づいて調理を計画する。
  • 問題解決力:調理中の問題に対処する。
  • 手先の器用さ:食材を切る、混ぜるなどの手作業を通じて、運動神経と感覚を使う。

また、認知症を予防する効果があることも示されています(参考:健康長寿ネット)。

料理を楽しむことは、生活の質を向上させ、長寿に向けた健康的なライフスタイルを支える重要な要素です。

自炊を通じて、食事をコントロールし、脳と体の健康を維持することが、長い目で見ると一番賢い節約につながります。

せっかく長生きしても連動して医療費が嵩むようではもったいないですからね。

ダイエットと美容への効果

自炊は、食べる量や栄養素の調整ができるため、ダイエットや美容に大いに役立ちます。

カロリーや栄養素を管理でき、スタイルキープや美肌、美髪をサポートできます。

バランスの取れた食事は、体調を整え、外見にも良い影響を与えます。

実際私も毎食外食だったころと比べて、体重は2~3kg減をキープできています。

野菜の摂取量も増えました。

料理がもたらす社会的効果

料理をすることは、人間関係において素晴らしい効果をもたらします。

「胃袋を掴む」と言いますが、これは料理を通じて相手の心を掴むことを意味します。美味しい料理を共有する時間は、私たちの心をつなぎ、素敵な交流の場になりますよね。

実際、料理ができる人は異性にとってより魅力的に映ることが多いでしょう。

男女問わず、料理で相手の心を掴むことができれば、一石二鳥以上の効果です。

例えば、男性の胃袋を掴むことができるようになることは大きなメリットです。料理をすることで相手を喜ばせるだけでなく、自分自身の自信にもつながります。

料理は単なる食事作りではなく、心温まる思い出を作り、絆を深める大切な手段です。

誰かと一緒に料理をすることで、精神的な健康も促進されます。

自炊を楽しむことで、日常生活が豊かになり、人生を彩る素敵な要素となるでしょう。

実益を兼ねた趣味としての自炊

自炊は単なる生活の一部ではなく、実益を兼ねた趣味としても効果的です。

料理を楽しむことは、作る過程そのものにリラックス効果があります。

そして出来上がった料理を食べることで、スキルアップをすぐに実感できるのです。
自炊で得られる楽しさと実用性は、日常生活を豊かにし、長寿を支える重要な要素です。

まとめ

自炊は、コスト削減だけでなく、脳の活性化や認知機能の維持、ダイエット、美容、そして人間関係の改善に良い影響を与えます。

健康的なライフスタイルと豊かな人間関係を築くための最善の選択と言えるでしょう。

特別高価な食材は必要ありません。手頃で手に入れられる身近な幸せなのです。

自炊を通じて、心身ともに充実した生活を手に入れましょう。

シェアハウスはやめたほうがいい?2年住んでみた実体験

シェアハウスは、生活費を抑えたい人にとって魅力的な選択肢です。

この記事では、実体験をもとにシェアハウスのメリットとデメリットを詳しく紹介します。

私自身、借金がある状態で退職し、無職で唯一選べる住まいがシェアハウスだったため2年弱生活していました。

シェアハウスを選ぶメリット

審査なし、無職でも入居できる

シェアハウスの魅力の一つは、無職でも入居できる物件があることです。

求職中の人にとって、この柔軟性は非常にありがたいものですよね。

さらに、一般の賃貸物件のような審査もなく、初期費用さえ振り込めばすぐに入居できるため、簡単に新しい生活を始めることができます。

保証人なしでも住める

一般の賃貸契約は保証人を求められることが多いですが、その必要がないシェアハウスも存在します。

私の場合も緊急連絡先の申告を求められるだけで、実際の連絡確認はありませんでした。

これによりスムーズに入居手続きが進められます。

家賃と初期費用が安い

シェアハウスの最大の魅力は、なんといっても費用の安さです。

家賃に光熱費が含まれていて、全体の生活費を抑えることができます。

さらに初期費用も5万円程度と非常に低価格な物件もあるため、経済的に余裕のない状況でも安心して入居が可能です。

シェアハウスのデメリット

衛生面の問題

シェアハウスの大きなデメリットは、衛生面です。

簡単な掃除が週に一度程度で、綺麗好きな人にはストレスとなるかもしれません。

実際とても汚かったですし、比較した他の物件では電話口の担当者から

「あまりきれいな物件ではないので、内覧してからの契約をおすすめします」と念押しされることもありました。

プライバシーの欠如と生活音問題

個室はあっても壁は薄く、完全なプライベート空間はありません。

電話していれば音漏れしますし、足音で誰が帰宅したか判断できるほどです。

そのため常に息をひそめるような生活をしていました。

夜に働いていた時期は、朝方の物音で目覚めてしまい熟睡できませんでしたし、私が深夜に帰宅した際には苦情がくることもありました。

保管スペースの不足

荷物を収納するためのスペースが限られています。

特に長期間住む場合、収納場所の不足が大きな問題となるでしょう。

物件にもよりますが、個室は4畳半ほどの空間しかなく、洋服の収納スペースは簡素なハンガーラックと小さな衣装ケース程度でした。

シェアハウス生活の実際の体験

共用スペースの使用時間制限

共用スペースの使用時間が限られているため、行動が制限されます。

例えば、キッチンやシャワーブースは一般的なマナーの範囲で23時頃までとされていて、自由な時間に使用できないことが多いです。

他の住人とバッティングして、どちらかが譲らないといけないこともありました。

これが急がしい朝の時間帯だと、シャワーを浴びたいのに誰かが使っている…なんてことにもなりかねません。

外食やテイクアウトの増加

家賃が割安な一方、食材や食器の保管スペースがなく共用キッチンは使いにくいため、外食やテイクアウトが増えました。

最高で食費は月7万円です。

1食あたり1,000円とすると想定の範囲内ですが、自炊すれば半分以下と考えると、不要な出費と感じます。

訪問者制限

物件によっては、入居者以外出入り禁止の場合があります。

私が住んでいたシェアハウスは、事前に申請が必要でしたし、宿泊はできませんでした。

どのみち狭いですし、人を招くような環境ではありませんでしたが…

そして男性は出入り禁止でした。

長期間の生活は不向きな環境

数ヶ月で退去する方が大半で、長く住んでいるのは外国人の方くらいでした。

長期間住めばむしろ割高になり得るし、自由や行動が制限されます。

最低限の荷物で入居しても、普通に生活していたら物は増えて当然です。

リラックスできる環境でもないため、自然と外に出ることが増え、出費が増えました。

シェアハウスは悪いイメージがある?

シェアハウスに住んでいること自体、良いイメージを持たれないことが多いです。

特に、経済的な事情からシェアハウスを選んでいるとみなされることが多く、

「ちゃんとしていない人が住んでいるイメージ」と言われたこともあります。

シェアハウスといってもピンキリで、きれいで家賃が高いところもあるんですけどね。

まとめ

結論として、シェアハウスは仮住まいとしては、コストパフォーマンスが良い選択肢です。

しかし、住環境の重要性を考えると、長期間住むには確実に不向きです。

個人的にはストレスがたまりやすく、すべてが不便でした。

これから利用する方には、短期間の利用、あらかじめ退去日を決める、すぐに賃貸物件を確保することを強くお勧めします。

この記事が、適切な住まい選びの参考になれば幸いです。