司法書士に債務整理の相談中

【任意整理相談してみた】7社の司法書士事務所で相談をしたのに任意整理しなかった理由

こんにちは、mizukiです。1,000万円超の債務を抱えています。

ずっと自力返済を続けてきて、今後もそうするつもりでいました。それなのに、ついに任意整理しようと決断したのです。

まず、過去記事で債務整理とか任意整理って何?という記事を紹介しています。

私自身、債務整理に関してはネガティブなイメージしかありませんでした。でも、人生を再スタートするため、状況次第では有効な方法とも感じました。

今回の私のケースでは、どうしてもデメリットが目に付いて、結果的に当面自力返済することにしました。

情報をまとめたので、現在任意整理を検討中の方の参考になれば幸いです。

任意整理をしても生活が楽になるわけではない

今回私の一番の目的は「差し迫ったクレジットカードの一括払い100万超がなんともならないこと」を解決する、ということでした。

併せてその他の債務も全て整理しよう、と考えて「8社300万超の債務を全て任意整理した場合」の結果を司法書士に相談しました。

結果として、状況が劇的に改善されるわけではないことが判明したので共有します。

8社で300万超の任意整理をすると、月々7~8万の返済になることがわかった

8社合計で300万超の負債を抱えています。(残りの大金は親に借りています…)
親ローン以外を全て任意整理し、全社分割交渉に応じてもらえた場合のお話です。

複数の司法書士へ相談した結果、手数料や報酬等も含め、だいたいどの事務所でも月々7~8万円の返済になることがわかりました。

これまで一括払いのクレジットカード2社を除き、

  • リボ専用カード1社
  • 銀行系カードローン1社
  • 消費者金融4社

の合計6社に一定額の返済を続けてきました。合計額は月々約7万円です。

任意整理以降は大半の借入先で利息がカットされるため、同じ返済額でも着実に元金を減らすことができます。

とはいえ目先の生活資金確保の観点からすると、任意整理しても大きく生活が変わることはないな、というのが率直な感想です。

司法書士事務所によって費用が全く違う!その差30万円!

具体的に金額を出してもらったのは3社です。

その3社とも、任意整理するとだいたい月々7~8万円との結果でした。

ところが、ある事務所では費用が合計50万円、またある事務所では費用が20万円との結果。

どこで任意整理を依頼するかによって、費用に30万円も差が出ることがわかったのです…!
費用の内訳も事務所によって違います。

「この際費用なんてどうでもいい」と思っていた私でさえ、さすがに驚きました。

任意整理を検討する際は、

  • 費用
  • 相談のしやすさ
  • オンライン完結か、事務所に行く必要があるのか

等も総合的に判断すべきだと感じました。

また、具体的に司法書士から話を聞いたのは3社ですが、受付への相談を含めると全部で7社に連絡をしました。

土日対応可能なところは少なくて、当日中に具体的な話を聞けたのは1社のみ。

あとは受付の方から触りの部分だけ説明を聞いて、後日司法書士と話すという流れでした。

対応が早いところ、遅いところ、説明が不十分なところなど様々です。
受付対応は最高でも、司法書士に会ったら話がボソボソとして早口で聞き取れず、相談する気が失せたところもありました。

結果的にもう一度自力返済でしばらく生活を続けることにした理由

眠れないほど悩みましたが、最終的に「本当の本当に最後」として親が一括払いのクレジットカードを立て替えてくれることに。そして任意整理はいったん見送ることにしました。

本当は借入が原因で、元々悪かった両親との関係がさらに気まずくなっていることもあり、他人にお金を払って解決したいのが本音でした。

それでもどうしても任意整理に踏み出すことができなかった理由は次の通りです。

元勤務先相手に受任通知を送る勇気がでなかった

実は、任意整理の対象となる借入先の中に、元勤務先が含まれています。

今回司法書士事務所で相談し、具体的な手続きの流れを教えてもらうことができました。

すると、自分と直接は関係ない部署で完結せず、もろ元勤務先の部署に「受任通知」を郵送することからスタートすると判明。

異動で多少人が入れ替わっているにしても、「あれ!?受任通知…mizukiさん…?」となること必至。

退職済みとはいってもあまりにも耐えられない。何度考えても無理でした。

不謹慎ですが、この世を去って逃げることよりも嫌だとはっきり感じたのです。
そこで、もう頭を下げるのも嫌だったけど、もうこれで金輪際借りられない、と腹を括って親に頼るほうを選びました。

ようやく中途半端ではなく本気で生活を変えよう、と決意することに。

銀行口座も一定期間凍結されることを知らなかった

さらに、任意整理すると分割交渉が落ち着くまで、一定期間銀行口座が使えなくなるというのです。

これは盲点でした。

各口座はバイト代の振込先になっていたり、口座振替の指定口座だったり、何かしら紐づいている情報があります。

それらを全て債務と無関係の口座に変更しなければならない…

既に精神的に消耗している今、細々とした諸届はかなり気が滅入るなと感じました。

保証会社が同じ借入は、一方を任意整理するなら自動的にもう片方も対象に

当然、任意整理するのは任意の借入先だけでOKです。

ただ、完全に自由というわけではないことも今回学びました。

それは、違う借入先でも、保証会社が同じ先は同じ選択をする必要があるということです。

例えば私の場合。

LINEポケットマネーは少額なので自力返済でもいいと考えていました。
ところが、保証会社がアコムであるため、アコムを債務整理するなら、自動的にLINEポケットマネーも対象に含めなければならないそうです。そうなると口座凍結を避けたい借入先も、自動的に対象になってしまいます。

さらに、司法書士への費用は、任意整理1社あたりでカウントされます。

同様のことが複数の借入に適用されるため、結果としては、ほぼ全部が任意整理の対象でした。それも含めてデメリットの方が大きいかも、と考えてしまったのです。

すべてのクレジットカードが使えなくなるのは、生活に支障が出ると判断した

任意整理に含めないクレジットカードがあるとしても、信用情報機関で全ての情報が共有されます。

多少タイムラグはあるかもしれませんが、ゆくゆくは全てのクレジットカードが使えなくなる現象は避けられないと思われます。

それも含めて、「任意整理をしても収入に変化がなければ、状況はあまり変わらない」という結論に至りました。

収入が足りなければ任意整理したところで分割金が払えません。それに、どうしても生活費が足りないとき、用立てる先がゼロになることは今の生活ではきつすぎると思いました。

まとめ

このたび一括払いのクレカ100万超の支払に行き詰まり、複数の司法書士に任意整理の相談をしました。

結果的に、今私がすべきことは、まず「なんとかして収入を増やす」ことなのでは…?
もしくは、自己破産の方が妥当かも、という結論に至り、いったん任意整理の検討を中断しました。

あまりにも任意整理する代償が大きいと判断したのです。
一度死ぬ気になって寝ずに働いて、それでだめなら自己破産も含めて考え直そうと思いました。そうなると、全国民へ筒抜けにはなるのですが…

それだけは避けたいので、FXのカード入金は厳禁とし、労働時間を増やして対応することにしてみます。

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